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2023.05.19

心書

心書:VOL36【いますべきこと】

心書 VOL:36
【いますべきこと】
お釈迦さまの有名なお話に毒矢のお話がございます。
「毒の矢がどこからか飛んできて、あたったとしよう。
お医者様がやって来て、矢を抜き、薬をぬろうとすると、ある者が
「いや、待て。この矢がどこから飛んできたのか、誰が射たのか。
その人はどんな人なのか、それがわからないうちは、矢を抜いてはいけない。」
と、言ったとする。
しかし、この者の言うようにしていると、その間に毒が体にまわって、
この人は死んでしまうだろう。
どんな時でも、今、何をしなければいけないのかを考えることが大切なのだ」
というお話です。
しっかりと自分の置かれた状況、起こった事案の何が今大事なことか、分別し最適な行動が出来るように心がけていきたいものです。
想生堂

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