2023.04.24
心書
心書VOL:11【豊かさ】
心書 VOL:11
【豊かさ】
本当の豊かさとは一体何か考えさせられる事があります。
かつては「いかに衣食住を確保できるか」が豊かさの指標とされ、衣食住に恵まれた生活が幸せに直結していました。しかし現在は、着るものも食べるも全てが豊富にあり、自由に住む地、場所を選定することはそう難しくありません。
ではそれに伴って、人々の幸福レベルは上がっているのでしょうか。
私は違うと思います。
うまく人間関係が築けずに孤独を感じていたり、目の前の仕事をこなすだけでやりがいを感じられなかったりする方も多いのではないでしょうか。
私は最近「そもそも」と自分に問い、なんの為か考えることにより、少し心が楽になりました。 あれが欲しい、これが欲しい。
一体、なんのためにそれが必要なのか。何のために取得したのであろうか。
苦労して手に入れたものであっても、そもそもを見失えば不幸にもなるのではないでしょうか。
お金を多く稼ぎたい。
人に自慢できるモノが欲しい。
そもそもなぜそれがいりますか?
お金を稼いで家族を幸せにする。
人に認められたい。など理由は様々かと思います。
でも仕事が忙しすぎて家族との時間が希薄になれば、そもそもを見失っている。
人に振り回され自分らしく生きれなければ、それは自分の人生なのか?と。
それはほんとの幸せ?ほんとの豊かさ?
自分とゆっくり対話すること、自分を知ること、続けていきたいと思いました。
想生堂
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