コラム

COLUMUN

ホーム

>

コラム

>

コラム詳細

2025.07.26

心書

心書Vol.314【プール】

夏になると、多くの方がプールに足を運びます。冷たい水に体を浸せば、暑さを忘れ、心もすっきりとするような気がしますね。

ところで、私たちの“心”も、プールの水に似ていると思ったことはありませんか?

プールの水は、常にろ過され、汚れが取り除かれています。けれども、誰かが飛び込んだり、泥を持ち込めば、すぐに濁ってしまいます。心もまた同じです。普段は穏やかで澄んでいても、怒りや欲、嫉妬や不満といった“心の汚れ”が入ると、あっという間に濁ってしまうのです。

お釈迦さまは「心はすぐに乱れるが、それを見つめる智慧を育てよ」と説かれました。プールの水をきれいに保つには、ろ過装置が欠かせません。私たちの心にも、“ろ過”が必要です。

では、心をろ過するものとは何でしょうか。




それは、感謝の念や他者への思いやり、仏法の教え、リラックスや瞑想これらはすべて、心を澄ませ、穏やかに保つための“ろ過装置”です。

また、プールの水は止まっているようで、実は常に循環しています。心も同じで、「もう大丈夫」と思ったときにこそ、慢心せず、自分の内側を見つめ続けることが大切です。
夏のプールが私たちに涼しさと癒しを与えてくれるように、仏の教えは、日々の生活の中で心を澄ませ、安らぎをもたらしてくれます。

どうぞ皆さま、心のプールにも清らかな水を満たし、仏の教えや慈悲という“ろ過”を怠らぬよう、心がけてまいりましょう。

大阪 東大阪 遺品整理・生前整理・仏壇仕舞い
想生堂

一覧へ戻る

矢印

ラインでお問い合わせはこちら

全国出張可能

contact

ご相談・無料お見積り

tel

080-3806-5940

メールアイコン

MAIL FORM