コラム

心書Vol.261

【少し先を考える】

先日80代の方からご依頼を受けご相談にお伺いした時のことです。
お一人で生活をしており今は元気だが、最近物忘れなどを感じるようになり、自身が今後認知症など患ってしまった時、どうなってしまうのか心配で、今のうちに片付けなどを行っておきたい。というご相談でした。
ご相談をお受けすると同時に成年後見人について少しご紹介いたしました。
成年後見人は様々な事由により判断力が不十分な方を保護、支援するために法的に権限を与えられた人が本人の意思を尊重し生活などを守る制度です。

ご本人さんが元気でしっかりと判断能力があるうちですと、任意後見制度を使用することで、ご自身が信頼する方などを本人さんの意思で選び後見人になって頂くことも可能な制度です。

仏法にも説かれるように老いも必ずやってくるもの。
来るもの。と思い準備しておくと、いざという時、安心できるのかもしれません。


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