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2023.12.18

心書

心書Vol.250【日記】

心書Vol.250

【日記】

女性の依頼者さまでお母様がお亡くなりになり、そのお部屋を片付けたいとご依頼を受けお伺いしたときのことです。
「母は私の事が嫌いだったようで、私も小さい頃からあまりいい思い出がなくって、なんとなく母の部屋を触るのもイヤなんです。」と
一緒にお話を聞きながらお部屋を片付けていきました。
しばらく片付けていると本棚の上から20冊程の日記帳が出てきました。
依頼者さんにお渡しすると、しばらく読み込んで涙ぐむ依頼者さん。
お母さまが残した日記には、依頼者さまの事ばかりがギッシリ書かれていました。
学校で起こった出来事を話してくれたこと、部活の事、社会人になっての愚痴や悩み。
お母さんは依頼者さんが1人娘なので、どこに行っても生きていけるよう。様々なことに負けないよう、強く生きてもらいたいという願いから、冷たい態度や厳しい事を言っていた事がわかりました。
「この日記が見れてよかったです。母の本意がわかりました。もっともっと話しておけばよかったです。」と依頼者さま

色々な優しさの形があり、支援があります。
日記を見つける事ができてよかった。お母様の思いを伝えることができてよかった。と思う片付けでした。

大阪 遺品整理
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