コラム

心書Vol.194

【目には目を】

先日公園の前を通りかかった時、小学生低学年くらいと見受ける子どもが言い争いをしておりました。
大丈夫かな？と少し見ていると、片方の子が相手の子を殴りました。
「痛っ！殴ったな！」
そう言ってすぐにやり返し、殴り合いの喧嘩となりました。

色々なお考えがあろうかと思いますが、私はとっさに止めに入りました。
双方涙を流しております。

ゆっくりと二人の話を聞き、それぞの思いを受け止めました。

小さな頃、殴った痛み、殴られた痛み、確かに経験として必要な部分もあるかと思います。
しかしそれだけが解決法ではなく、話し合いでお互いの思いを知る事で解決できることをしっかりと伝えたいと思いました。

目には目を…。では世界は平和にならないかと思います。
暴力以外、やられても、同じ事をやり返さない。許せる人。
未来を担う子どもたちはそんな風に思ってもらいたいと、つい止めに入ってしまいました。


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