コラム

心書Vol.150

【君たちはどう生きるか】

以前栃木県を旅した際にベストセラー『君たちはどう生きるか』で有名な山本有三さんの碑を目にしました。
そこには
『たったひとりしかいない自分を
たった一度しかない人生を
ほんとうに生かさなかったら
人間に生まれてきたカイがないじゃないか』
と刻まれておりました。

自身の人生を振り返った時、本当に早く過ぎたと感じました。
これからの時間もきっと短く限られた時間だと感じました。
仮に現在、私と同年代くらいの40歳の方が80まで生きたとして、一日24時間の内、8時間は労働、8時間は睡眠とすると、1日で余る時間は8時間それの40年分で11万6800時間が自分の比較的自由に使える時間。
これを短いと取るか、長いととるか。
私は短いと感じました。
残りの時間で世のため人のため、自分が何ができるのか考えさせられたひとときでした。

想生堂