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2023.08.14

心書

心書Vol.123【お盆】

心書Vol.123

【お盆】

中島みゆきさんの歌に『帰省』という歌がございます。
「遠い国の客には笑われるけど 押し合わなけりゃ街は電車にも乗れない まるで人のすべてが敵というように 肩を張り肘を張り 押しのけあってゆく けれど年に2回8月と1月 人は はにかんで道を譲る 故郷からの帰り 束の間 人を信じたら もう半年がんばれる」
という歌詞があります。

お盆になると『遠い国のお客』つまりご先祖さまの御霊をお迎えします。
そして久しぶりに共に過ごし供養します。
そうすることにより、自分自身が生きていることの有り難さを感じることができるのではないでしょうか。
そういった事を知るための時間がお盆なのかと思います。
沢山の支えがあり、連綿と続いてきた命のリレーを生かされていると実感したとき、私たちはお陰様を知り、自然と頭が垂れ、優しくなれるのかもしれません。

想生堂

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