コラム

心書Vol.120

【大切なモノ】

世界中で読まれた本で『人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ』
の中で著者のロバート氏は

「どう生きるか、どのように振る舞い、どんな気持ちで日々を送るか。本当に知っていなければならないことを私は全部幼稚園で教わった。人生の智慧は大学や大学院といった教育の山のてっぺんにあるのではなく、幼稚園の砂場に埋まっていた。」
と述べます。
そこで学んだこと。
それは

「皆で分け合うこと。嘘をつかない。ズルをしない。暴力では何も解決しない。使ったものは元に戻す。散らかしたら自分で後片付けをする。人のモノに手を出さない。食事の前は手を洗う。ありがとう、ごめんなさいを言う。車など危険なモノに気をつけ命を大切にする。不思議だなという気持ちを大切にする。」
などです。
こういった事が、人間が生きていく上で本当に大切にしなければならない事で、それはすべて幼稚園で習ったと記されておりました。
この考え方は仏教にも通づるモノがあります。
何事も基本が大切で、簡単そうに思える事も愚直に実践し続ける事が大切なのかと思います。