コラム

心書Vol.118

『下手でもいい』

先日少年野球のコーチと話しておりました。
野球が上手い子に何かアドバイスすると、何をやってもすぐに上達するようになる。
下手な子は、なかなか思うようにできないことがある。
しかし、上手い子がすぐに教えた事が出来るようになると、すぐにその練習を辞めてしまう子が多い。
これに対し、下手な子は粘り強く教えたことを出来るようになろうと続け、いつかは出来るようになる。
そしてその子達は出来るようになった後もその練習を続ける傾向がある。
そして長い目で見ると上手な子よりもずっと上達することがあるのだそう。

うさぎと亀の話を思いだしました。
たとえ上手くなくとも、遅くとも、やり続けることが成功への一番の近道なのでしょうね。

想生堂