コラム

心書Vol.113

【涙】

涙には二種類あるのをご存知でしょうか。
一つは基礎分泌と言って目を乾燥から守り、栄養や酸素を運ぶための涙
もう一つが刺激性分泌の涙、これは嬉しいや悲しいといった、感情の昂りで流れる涙

それぞれの涙、成分が異なり後者の涙の方はストレス解消の効果があるそうです。
感情の涙はタンパク質濃度が高く、ストレスによって生じた化学物質を外へ排出する働きをしています。
さらには免疫機能が感情の涙を流すことによって向上するといった研究データも出ていますり

辛い事、悲しいことなど感情の涙を流す時、身体も必死でその苦悩から、回復するために働いているのですね。
悲しい時、辛い時は思いっきり泣きましょう。
それが回復を早めてくれます。
もちろん嬉しい時の感情の涙もしっかりと流したいものです。

想生堂