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2023.07.26

心書

心書Vol.104【肥料】

心書Vol.104

【肥料】

相田みつをさんの作品に『肥料』という詩があります。

『あのときの あの苦しみも あのときの あの悲しみも みんな肥料になったんだ なあ じぶんが自分になるための。』

草木の根っこを太く育てて、美しい花や立派な実を実らせるために、肥料を与えることがあります。
人間もまた同じで根となる心を太く強く美しく育てるには、時に肥料が必要なのかと思います。
その肥料は、みつをさんが書いておいでのように、悲しみや苦しみ、辛さを乗り越えた経験が心を育てる肥料になるのかと思います。
もちろん喜びや楽しみも肥料になるかと思います。
すべての経験で今の自分があるのですね。

想生堂

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