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2023.07.18

心書

心書Vol.96【息子】

心書Vol.96

【息子】

お子さんに依存して、大人になってもお節介をやきたくなる。
それを子どもから、邪険にされる。
といったご相談をお受けしました。

「息子」とは漢字で書けば、「自分」の「心」の「子」と書くように、自分の心にある思いを投射し自分が出来なかったことなどを押し付けたくなる存在なのでしょう。

私も子を持つ親として子どもと接する時、我が子には自分のしてきた苦労をさけたくない。とついつい手を差し伸べたくなることがあります。
ただし我が子といえど、一人の人間です。
思いや考え方は親と違ってあたりまえ。
苦労や困難も100%変わってあげるなど、不可能なこと。
自分の子どもであっても、一人の別の人間として接していく。
尊重し、信じること。
これが過干渉しなくなる事に繋がるのではないでしょうか。

大丈夫です。
あなたの子どもは親が思うよりもずっと強いです。

想生堂

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