2023.07.14
心書
心書Vol.92【三密】
心書Vol.92
【三密】
コロナ禍で「三密」という単語が認知されました。
これは密閉、密集、密接の三つの密を避けましょう。という意味で使用されておりました。
密教にも「三密」という言葉があります。
こちらは身密、口密、意密の三つの密をさす言葉です。
仏教の教えの中でお釈迦さまは
「汝等(なんじら)よ、教えの要は心を修むるにあり、ひたすら我欲をおさえ、己(おのれ)に克(か)たんと努むべし、身を端(ただ)し、語(ことば)を正し、意(こころ)を誠(まこと)にし、常に無常の理(ことわり)を忘るること勿れ」
とお説きになりました。
宗旨により、言い回しが異なりますが、欲を抑え、身と口と意を正しい状態にして、無常を理解することが仏教の要としています。
身と口と意(行動と言葉と心)この三つを正したなら、自ずと行動や言葉、心持ちは良い方向に向かいます。
すべてを同時には難しい事かと思います。
どれか一つだけでも意識的に変えていきたいものです。
想生堂
【三密】
コロナ禍で「三密」という単語が認知されました。
これは密閉、密集、密接の三つの密を避けましょう。という意味で使用されておりました。
密教にも「三密」という言葉があります。
こちらは身密、口密、意密の三つの密をさす言葉です。
仏教の教えの中でお釈迦さまは
「汝等(なんじら)よ、教えの要は心を修むるにあり、ひたすら我欲をおさえ、己(おのれ)に克(か)たんと努むべし、身を端(ただ)し、語(ことば)を正し、意(こころ)を誠(まこと)にし、常に無常の理(ことわり)を忘るること勿れ」
とお説きになりました。
宗旨により、言い回しが異なりますが、欲を抑え、身と口と意を正しい状態にして、無常を理解することが仏教の要としています。
身と口と意(行動と言葉と心)この三つを正したなら、自ずと行動や言葉、心持ちは良い方向に向かいます。
すべてを同時には難しい事かと思います。
どれか一つだけでも意識的に変えていきたいものです。
想生堂
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