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2023.07.08

心書

心書Vol.86【失敗だったのか?】

心書Vol.86

【失敗だったのか?】

数日前にNBAミルウォーキー・バックスのスタープレーヤー、ヤニス選手がプレイオフ敗戦となった後の記者会見で、記者から「このシーズンは失敗だったと思うか」という質問に対して、こう答えていました。

「あなたは去年も同じ質問をしましたね。
ではあなたは仕事で毎年昇進しるんですか?そうではないでしょう?その場合、毎年あなたの仕事は「失敗」なのですか?
毎年、あなたは何か目標に向かって働いていますよね?昇進すること、家族を養うこと、お金を得ること、両親の面倒を見ることなど。
色々な理由があると思う。
それは失敗ではなく、成功へのステップなんですよ。
これは個人的な話ではないと思っている。必ずステップがあるんだ。マイケル・ジョーダンは15年間プレーして、6回の優勝を果たした。では残りの9年間は失敗だったのか?それをあなたは聞いているんですよ。
間違った質問です。スポーツに失敗はない。良い日もあれば悪い日もある。成功する日もあれば、そうでない日もある。それがスポーツというものです。いつも勝てるわけではありません。他の人が勝つこともある。今年は、他の誰かが勝つ。単純なことです。
私たちは来年ももっと良くなるように努力して戻ってくるつもりです。うまくいけば、優勝できるかもしれない。1971年から2021年までの50年間、チームが優勝できなかったのは50年間の失敗の積み重ねだったのか?NO、そうではありません。ステップだったんです。私たちは1回優勝することができました。もう1回優勝したいと思っています。」


この答弁を聞き、これはスポーツのみに当てはまるものではなく、私たちの生活や仕事にも当てはまっていくものだと、感じました。
例えすぐに成果がでなく、失敗と見えても長い目で目的があり、それに向かって進んでいるうちは失敗ではなく、通過点だと捉える視線。
大切なことだと感じました。

想生堂

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