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2023.06.29

心書

心書Vol.77【恩】

心書Vol.77

『恩』

仏教の教えの中に『懸情流水 受恩刻石』
という言葉があります。
読んで字の如く
情を懸けしは、水に流し、恩を受けしは、石に刻むべし。
という意味です。

◯懸けた情けはすぐに水に流す。
してあげたことは水に流して忘れてしまう。

◯受けた恩は石に刻むように覚えておく。
どんなに小さなことでも受けた恩は忘れないように心がける

人にやってあげたことはいつまでも覚えていて、どうしてあの人お礼言ってくれないのかしら・・などと考える割に、自分は相手へのお礼をつい忘れている。経験のある方も多いかと思います。
人のためにいろいろとやってあげる。でもそれは自分が行いたいからやっているのであって、見返りを求めての行動ではいけません。
そしてそれが自分にとって常の事だから、相手からの反応に影響されず、自分がなすべきことをやっているだけ、という穏やかな心境で過ごすことが出来ます。

してやったのに。ではせっかくの行動も意味がありません。
そういうゆったりとした大人の構えで日々を過ごしていきたいものです。

想生堂

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